~1年生って,なんでもできる!~
1年生って,なんでもできる!;2023/05/11
連休が明け,学校生活が戻ってきました。
(子どもたちの変わらない元気な姿に安心しつつ,その力強さに追いつけず圧倒されているところです。)
御挨拶が遅れ,申し訳ありません。光小学校で生活科を担当している,徳永 真衣(とくなが まい)といいます。本校勤務は3年目となりました。
今年度は,1年生の担任を務めさせていただきます。
昨年度までは2年生を担任していたのですが,同じ低学年でもこの2つの学年の大きな違いに日々驚かされています。4月は,学校生活を送るためのベースを少しずつ一緒に作っていくので精いっぱいでした。当たり前ですが,1年生にとって初めてのことなので,見通しをもたせる説明をしたつもりでも,こちらが想定していることの何倍も素朴な疑問が返ってきました。そして,行動がびっくりするほど自由です。こちらが全体に話をしていても,お構いなしに飛んでくる「せんせい,きのうね~」「あのね,ぼくね…」「わたしも~」の嵐。これまでの1年生の先生方へ,もっと感謝しなければならなかったな…!と感じました。
しかし,会話を重ねたり,子どもたち同士の関わりを観察したりしていると,「すごい!」と気付かされることがありました。今日はその中でも特に感じた2つを紹介します。
(1)生まれてからこれまでに培った経験がすごい!
現在本校では,運動会の練習の真っ只中。学校生活に慣れることに必死だった1年生にとっては,少し遅れた練習スタートとなりました。この子たちにとっては,初めての小学校の運動会。そういえば,幼稚園や保育園ではどのように過ごしていたのだろう…と気になり尋ねてみると,「あのね,わたしのようちえんではね…」「これは,こうするんだよ!」と知っていることをいっぱい教えてくれました。運動会の並び方について説明し,「これは難しいから覚えられないと思うけど…」と前置きで伝えると,「いや,できるよ!」「そんなの,かんたーん!」と,すぐさま覚えて行動し,誇らしげな様子を見せてくれました。
(2)自由な行動に現れる,思いや願いがすごい!
小学校に入学して,子どもたちはやりたいことで溢れているのだな!と感じました。ある日,校庭へ春見つけに出かけ少し自由な時間を設けたところ,子どもたちは庭を縦横無尽に駆け回り,みるみるうちに草花遊びを始めました。(シロツメクサを髪飾りにしたり指輪にしたりして見せてくる姿の可愛らしいこと!花束を作って「おかあさんにおみやげにする」と言う様子の微笑ましいこと!)他にも,押し花作りをして紙に貼り付けたり,色水を作ってみたり,観察がしてみたい!と言い出したり…。この原動力の宝庫のような空間の,なんと尊いことか!と思いました。
この2つのことから私が導き出した考えは,「1年生は『なんでも1つずつ教えてあげる必要がある存在』ではなく,『なんでもやりたい気持ちをもって型破りに実現へ向かえる存在』だ」ということです。子どもたちにとっては,確かに初めての学校生活。けれども,この初めては「ゼロから」の初めてではありません。これまでの「生活」で身に付けたものや感じてきたことへ,さらに鮮やかな色を付けるように,子どもたちのつぶやきや行動に表れる思いや願いを大切にしながら,もっともっと自分の世界を大きく広げていくような「生活科」の学びを子どもたちと行えるように精進してまいります。
1年間,よろしくお願いいたします。